「A CERTAIN SMILE A CERTAIN SADNESS」 1966
『歌姫アストラッド・ジルベルトの1966年録音の4thアルバム。
ボサ・オルガンの第一人者ワルター・ワンダレィ・トリオの軽快な演奏をバックに愛らしい歌声を聴かせる、
ボサ・ノヴァの魅力満載の人気盤。』
邦題は「サマー・サンバ」。クリード・テイラーがCTIを作る前の、ヴァーヴでのお仕事です。
アストラッド・ジルベルト...上手いのか下手なのか、考えてしまうことも昔はありましたが、
ボサ・ノヴァ・シーンを象徴するようなシンガーで、涼しげなオルガンをプレイするワルター・ワンダレィとの息もピッタリ。
おなじみ「So Nice (Summer Samba)」「Goodbye Sadness (Tristeza)」では愛くるしいまでの歌声を聴かせてくれます。
ジャズにボサ・ノヴァを導入という偉業を成し遂げたクリード・テイラーなくして、
ボサ・ノヴァの今日はなし、と言っても過言ではないでしょう。