チャンプルーズとはまったく違った切り口で制作されたライヴ・アルバムで、
ステージでの緊迫感が伝わってきます。矢野誠さんのアレンジも緻密でいてエネルギッシュで。
チャンプルーズのような沖縄色は希薄で、キーボードが前面に出てくるアレンジは当初、かなり違和感を覚えたものですが、
喜納さんのメッセージは健在でした。
テンションの低い「~ハイサイおじさん」、「DOOR」「イヤホイ」あたりから少しテンションが上がり、
「アイヌ・プリ」でクライマックスを迎えそしてラストの「花」、ちょっとテンポが速いのですが、
これで一安心!
「アンコール:アイヌ・プリ」はさらにハイ・テンションですが、なぜかフェイド・アウト...。
やはり今聴いても違和感を感じずにはいられません。