「アントニオの歌」で有名な3rdアルバムです。まさにトミー・リピューマのサウンドです。
トミー・リピューマつながりで、マーク&アーモンドもマイケルの「ヴィヴァルディズ・ソング」を
カヴァーしてましたっけ。
「AOR」という呼び方は好きではありませんでしたが、その呼び名でくくられてしまった音です。
ベン・シドランを暗くしたような、そしてジョン・マークから抑揚をとってしまったような、
何とも平坦なウィスパー・ヴォイスですが、流石、トミー・リピューマ!
特にクルセイダーズの「チェイン・リアクション」に詩をつけて唄わせるところなど、
まさに「仕掛け人」です。
このプロデューサーとこのリズム・セクション!というお手本サウンドです。