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B.B.KING 「LIVE AT THE REGAL」     1964

 『数あるB.B.キングのLPのなかでも特に最高傑作の一枚としての呼び声高い有名レコード。
100%黒人相手の熱気あふれるこのライヴ盤は、今は壊されてしまったシカゴ・ゲットーの
リーガル劇場でのもの。B.B.の革新的ブルース・スタイルが完全に確立された直後のものだけに
溢れ出てくるギター・フレーズとあいまって最高の充実度をみせています。』
 
日本ではキング、東芝、コロンビアと3度リリースされていますが(LP)、
「B」の文字があしらわれたジャケットがオリジナルだと思ってましたが、
所有のジャケ写真がオリジナルだそうです。

 オーディエンスのノリがこれほどすごいライヴ・アルバムも珍しいです。
B.B.と、女性客中心のオーディエンスとのコミュニケーション、ヴォーカルもギターも「ツヤツヤ」で
特に「ハウ・ブルー・キャン・ユー・ゲット」の後半のユーモラスな歌詞の部分での盛り上がりは、
まさにツボを心得たB.B.の姿はスタジオ盤ではけっして味わえないモノです。
A-2「スィート・リトル・エンジェル」~A-3「イッツ・マイ・オウン・フォールト」~
A-4「ハウ・ブルー・キャン・ユー・ゲット」ではその熱狂的な雰囲気がビンビン伝わってきます。

 日本でのブルーズ・ブーム以前の「名ブルーズ・ライヴ盤」です。