C&Nの2作目に、CSNのデモ曲(???)を3曲加えた(というふれこみの)「スペシャル・エディション」です。
バックを担当するミュージシャンもディヴィッド・リンドレー、ダニー・コーチマー、クレイグ・ダーギ、
ラス・カンケル、ティム・ドラモンド、さらにジェイムス・テイラー、キャロル・キング、ジャクスン・ブラウンらが
コーラスに加わった超強力ラインナップです。
捕鯨問題を扱った「To The Last Whale」が大きくクローズアップされましたが、
それ以外にもクロスビー名義の曲はどれも秀逸で、ちょっと難解なメロディ・ラインとリズムが、
シンプルなナッシュの曲に比べ、好きでした。
1曲目「Carry Me」は病床のクロスビーの母親のことを歌ったものらしく、
メロディの爽やかさと詩の重みのギャップが複雑です。
全曲で聴かれる二人のハーモニーは、まさに極上で、史上最強のデュオといってもいいでしょう。
さて、問題のボーナス3曲、「Being Happy That's Changin'」のヴォーカルは誰??
その他の2曲もC&Nは加わってる??まさしく謎のボートラ3曲でした。
UKのEURIKA MUSICというレーベルのもので、タワレコでも販売してますが、
どうも合法ブートのような性格のものですかねぇ。