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RCサクセション 「シングル・マン」     1976

 『幻のアルバム、皆様のおかげで、いよいよ再発売。
こんな素晴らしいレコードを廃盤にしていて申しわけありません。』

 またタスキの裏には、
 『シングル・マン再発にあたって・・・このアルバム「シングル・マン」は、
4年前に発売されあえなく廃盤になっていたものです。
しかし、このアルバムを今一度世に出したいと吉見祐子さん、
「パイドパイパー・ハウス」岩永正敏さん、「ART VIVANT」芦野公昭さん、堀田丸恵さん
その他数多くの方々のご協力により「再発実行委員会」がつくられ
、昨年末より自主限定発売がされていました。
プレスされるたびに売り切れとなり、手に入れられない方や、東京以外の方から苦情が相ついでいましたが、
このたびどこでも手に入れられるよう再発売できるようになりました。
ひとえにRCサクセションを支持して下さるファンの皆様、
そして再発実行委員会に直接、間接にご支援いただいた皆様の熱意のおかげと深く感謝しています。
レコード会社としまして、こんな素晴らしいレコードを廃盤にしていたことを恥じ入り、
反省している次第です。』と実に謙虚な、好感のもてる謝罪文が載せられています。

 A面はどちらかというと前作のフォーキーな部分の延長のようですが、
ちょっぴりジャジーなA-6「夜の散歩をしないかね」、
B面のB-1「ヒッピーに捧ぐ」でのエンディングの嗚咽のような声、
B-4「甲州街道はもう秋なのさ」、そして名曲B-5「スロー・バラード」と続く
重苦しくも切ない流れがたまりません。

 アナログ・ジャケットの裏には「このレコードは世界的なスタジオ・ミュージシャンを豊富に使用しております。
安心してご利用ください。」とありますが、タワー・オブ・パワー以外はわかりません。
ご存知のかた、教えてくださいな。