フィリピン系のシンガーです。
87年、チャーリー・プライドに見出されてデビュー、
本作は5作目にあたるセルフ・タイトルのアルバムです。
下積みが長く、いろんな人の前座をつとめてはショーの人気をさらってしまい、
メイン・アクトから「もう二度と雇いたくない」と言われたそうです。
アルバムを聴く限りではさわやかなイメージで、どうということもないのですが、
ステージ・アクトがとにかく派手だったそうです。
スティーヴ・クロッパー作の「Going,Going,Gone」、
ソウル風の素材にうまくカントリー・アレンジを施し唄ってます。
(これ、誰の持ち唄だったのでしょうか?)
また、「Hillbilly Rap」と題して「バナナ・ボート・ソング」などを挿入し、
カントリー・ラップを作り上げています。