気の合う仲間が集まって、酒を飲みながら歌ったようなA-1「ラー・ラー・ラ・ラ・ラ」、
なぜか自分の大学生活がオーヴァーラップしてきます。ヤローばっかり集まって酒を飲んで歌ってました。
陽水さんの歌や自作の「乾電池のブルーズ」や「悲しきマーガリン」など。(笑)
本盤のハイライトはA-5「九月になったのに」でしょう。
九月になったのに
いい事なんかありゃしない
九月になったのに
何も変わりゃしないのさ...
月日が流れても自分の生活や環境はなにひとつ変わらない、というもどかしさを唄ったものでしょうか。
何か鬼気迫るような唄い方です。
B-4「日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ」は、ウッド・ベースといい、
ジャズになりきれないアコギのカッティングなど、面白い作りの曲です。
考えてみれば、この頃から30数年経った今も、清志郎さんは変わってないですね。