『モダン・ジャズ・ピアノの巨人、セロニアス・モンクの偉大なる足跡を讃え、
レーベルとジャンルの壁を超越して当代ジャズ、ロック・シーンの大物達が参加した話題の追悼アルバム。
ジャズ界屈指の作曲家でもあったモンクの不滅の名曲の数々を、各自の解釈とスタイルで演じた
異色のモンクス・ミュージック集。』
ロック畑のミュージシャンの中には奇をてらった演奏もたしかにあります。
もちろん、どこまでモンクの本質に迫っているか、などということは知る術もありませんが、
各人各様の解釈で面白く仕上がってます。
スティーヴ・カーン&ドナルド・フェイゲンの「リフレクションズ」、
ジョニー・グリフィンをフィーチャーしたカーラ・ブレイ・バンドの「ミステリオーソ」、
モンクの臨終を看取ったバリー・ハリスの「パノニカ」、
そしてモンクと共演経験のあるスティーヴ・レイシーは5曲でプレイしています。
そのスティーヴ・レイシーとギル・エヴァンスの「ベムシャ・スィング」でアルバムは静かに幕を閉じます。
セロニアス / ブルース・フォーラー
リトル・ルーティ・トゥーティ / NRBQ & ザ・ホール・ウート・ホーンズ
リフレクションズ / ドナルド・フェイゲン&スティーヴ・カーン
ブルー・モンク / ドクター・ジョン
ミステリオーソ / カーラ・ブレイ・バンド with ジョニー・グリフィン
パノニカ / バリー・ハリス
バ・ルー・ボリバー・バ・ルーズ・アー / ウォズ・ノット・ウォズ
ブリリアント・コーナーズ / マーク・ビンガム
アスク・ミー・ナウ / スティーヴ・レイシー&チャーリー・ラウズ
モンクス・ムード / シャロン・フリーマン
フォー・イン・ワン / トッド・ラングレン&ゲイリー・ウィンド
ファンクショナル / ランディ・ウェストン
エヴィデンス / スティーヴ・レイシー&エルヴィン・ジョーンズ
シャッフル・ボイル / ジョン・ゾーン
イン・ウォークト・バド / テリー・アダムス&フレンズ
クリス・クロス / ショッカビリー
ジャッキー・イング / マーク・ビンガム
ラウンド・ミッドナイト / ジョー・ジャクスン
13日の金曜日 / ボビー・マクファーリン&ボブ・ドロウ
ワーク / クリス・スペディング&ピーター・フランプトン
ギャロップス・ギャロップ / スティーヴ・レイシー
バイーヤ / スティーヴ・レイシー、ドクター・ジョン、スティーヴ・シャロウ
&エド・ブラックウェル
ベムシャ・スィング / スティーヴ・レイシー&ギル・エヴァンス