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 「CAFE BRASIL」     2000

 ショーロを愛する音楽家たちがリオに集まってレコーディングされた作品。

 そもそも「ショーロ」って何でしょう?
詳しくはないのですが、ヨーロッパからの移民が持ちこんだ「ポルカ」が土着のリズムを得て
「ショーロ」というブラジル独自のスタイルに発展したようです。
基本的に、ヴィオラオン(ガット・ギター)、カヴァキーニョ(4弦ギター)、
バンドリン(マンドリン)などの弦楽器と管楽器、パーカッションなどによるアンサンブルで演奏されることが多いようです。

 参加アーティストや楽曲などにはまったく詳しくはありませんが、
マリーサ・モンティという女性シンガーが唄う「オンディ・アンダラース」
(カエターノ・ヴェローゾのノスタリジックな作品)や、
同じく女性レイラ・ピニェイロの「ジャマイス」などの唄ものショーロにおける
「泣き」(ショーロの語源)を感じさせる切ない唄が絶品です。

 CDケースの上から被せる窓付きの紙ケースも洒落てます。