『「ガウチョ」以来、20年ぶりとなる第8作。
研ぎ澄まされた不変のサウンド・クオリティ。贅を極めた究極の音世界が新たなる地平を目指す。』
20年経っても「ガウチョ」の頃のテンションを維持していることが確認でき、
ホッとしたものです。
ただ、リズムがカチッとしていて遊びのないような印象も受けますが。
歌詞が、若い頃の女の娘とのふれあいや恋愛感情を唄ったものが多く、
ダン時代のユーモアな感覚が見られないのもちょっと気になります。
曲を聴く限りではどれもよくできており、反面、特に印象に残る曲もなく、
他のことをしながら聴くには恰好の音源です。
「Almost Gothic」でのマイケル・レオンハートのトランペット・ソロが曲を引き締めているようで、
いい感じです。また、「Jack Of Speed」のリズムといい、イントロといい、コーラスといい、
結構気に入ってます。