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 「RATTLESNAKE GUITAR ー THE MUSIC OF PETER GREEN」     1996

 『生きながらにして音楽界の伝説となった男ピーター・グリーンに欧米の音楽仲間が捧げた作品集!』

 ジェス・ローデン、イアン・アンダースン、ロリー・ギャラガー、ハーヴィー・マンデル、アーサー・ブラウン、キム・シモンズ、ズート・マニー、ポール・ジョーンズ、ミック・エイブラハムズ、ケン・ヘンズレー、
ジム・マッカーティ等、60年代から70年代に活躍したミュージシャンがこぞって参加してます。

 過剰装飾ぽいフレーズを連発するギタリストがいるかと思えば、
イアン・アンダースン(ジェスロ・タル)のようにヴォーカルとフルートでトリビュートする異色トラックもあります。

 スノーウィ・ホワイトの「Looking For Somebody」は唄い方や声も似ていて、
ギターもマイナー・ブルーズをしっとり弾いていて安心して聴けます。
またマンドリン、スライド・ギターを弾きながら唄うロリー・ギャラガーの「Leavin' Town Blues」(多分、最晩年の音でしょう)、
アコ・スィング風にアレンジされたキム・シモンズ(サヴォイ・ブラウン)の「Stop Messin' 'Round」、
ポール・ジョーンズ(マンフレッド・マン)がハーモニカでプレイした「Albatross」などがイカしてます。
ちなみにゲイリー・ムーアが「アルバトロスをハーモニカでやるなんてピーターに対する冒涜だ!」といって本作から手を引いたとか...。

 約一名、ピーター・グリーンではなく、ロバジョンの曲を取り上げてる人がいますが、
これもご愛嬌ということで...(笑)