彼らのデビュー作です。
どちらかというとカントリー・ロック・バンドのスタイルですが、
アラバマやコンフィディレイト・レイルロードなどよりもカントリー臭は希薄で、
サザン・ロックのようなノリです。
ビル・モンローやドン・ギブスンなどのカヴァー曲も数曲含まれてますが、
ドン・ギブスンの「Oh Lonesome Me」は、完璧ロックンロールで、
わずかにコーラス部分がカントリーぽく感じさせる程度のアレンジです。
いづれにしても、カントリーだけを視野に入れたバンドではなく、
ロックンロールやブルーズなども平気でやっちゃいそうなバンドです。
こんな中途半端な彼らでも本作で、カントリー・ミュージック・アウォードのヴォーカル部門と
アルバム部門、そしてグラミーでもヴォーカル・グループ部門で
ベスト・カントリー・パフォーマンスに輝いたそうです。
今日久々に聴いてみて、このCDを今までのカントリーの棚から、
ロックの棚へ移すことにしました。(笑)