『メランコリーが燃えてます・・・・・
モダン・アコースティックの息吹きをのせて、物憂げにスィングするハスキー・ヴォーカリスト、
デビュー。』
後年の「クラブ・デゼール」というアルバムをスィング・ジャーナル誌のレヴューで知り、
ファンになり遡ると、本作がデヴュー作でした。
フランス生まれのベルギー育ち。ジャジーで上質のアダルト・ポップスという印象です。
フランス語圏で育った彼女ですが、英語で唄われるアルバムの中で、
唯一、名曲「クライ・ミー・ア・リヴァー」が仏語で唄われており、「
妖しげ」で「危なげ」な雰囲気です。