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 「ROCK ON」     1972

 『フォザリンゲイを解散させたトレヴァー・ルーカス、サンディ・デニー夫妻を中心に集まった13名のフェアポート・ファミリーと言えるミュージシャンによるセッション・アルバム。レコード・プレイヤーを模したジャケットにソノシートを収めたアナログ初回盤の特殊仕様も復刻。ボーナス・トラック三曲を追加収録。』

 お遊びでオールディーズのカヴァーをプレイした企画です。フェアポートを脱退したリチャード・トンプスン、サンディ・デニー、サンディのダンナでフェアポート加入前のトレヴァー・ルーカス、トンプスンを名乗る前のリンダ・ピータースらが参加してます。

 英トラッド・ロックの第一人者たちもトラディショナルを離れるとルーツはロックンロールだったということがわかります。

 「ロコモーション」「ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ」でのリンダ、サンディのヴォーカルや、アシュリー・ハッチングス(元フェアポート)の「ネイディーン」、「ジャンバラヤ」でのリチャードのカントリーぽいソロなど意外なプレイ続出で、ファン必聴です。

 Crazy Arms
 That'll Be The Day
 Don't Be Cruel
 The Loco-motion
 My Girl In The Month Of May
 Love's Made A Fool Of You
 Willie And The Hand Jive
 Jambalaya
 When Will I Be Loved
 Nadine
 Sweet Little Rock'n Roller
 Learning The Game
 Twenty Flight Rock
 High School Confidential
 La Bamba