1958年にこのメンバーになって、その年の暮れにパリのクラブ・サンジェルマンで行った
ステージでの実況録音盤(死語?)です。
ジャッキー・マクリーンやジョニー・グリフィンなど、メンバーを入れ替え試行錯誤していた
56~57年はジャズ・メッセンジャーズの低迷期とも言え、
58年にベニー・ゴルスンを音楽監督に迎え入れ、さらにボビー・ティモンズ、
リー・モーガンを加えた絶頂期のライヴです。
静かに始まるA-2「Whisper Not」、モーガンのミュートも素晴らしいし、
その後のゴルスンのソロにはどこかインテリジェンスを感じます。
「モーニン」や「ブルーズマーチ」が入ってるVOL.2もいいですが、
ゴルスンを聴くならVOL.1がいいですね。