アルバム・タイトル通り、ウェスト・コーストのチェットがNYへ出てきて、
アル・ヘイグ(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)、
そしてジョニー・グリフィン(ts)も3曲加わってます。
「Polka Dots And Moonbeams」や、ゴルスン作の「Blue Thoughts」などのようなバラードでの
リリカルなプレイは彼の魅力であることは言うまでもありませんが、
「Hotel 49」のような勢いのある曲もなかなか良く、フィリー・ジョーのドラミングの凄みと、
グリフィンのテナーが光っており、チェットがかすんでしまうくらいです。
とにかく勢いがある! フィリー・ジョーがグイグイ引っ張ってくれてます。