『エイモス・ギャレットの記念すべきソロ・アルバム第一弾、遂に完成!
アメリカン・ミュージックのエッセンスをすべて結集した、
まさにこれまでの集大成と呼ぶにふさわしい自信作。
トロピカルなギター・ピッキングとハート・ウォーミングなハスキー・ヴォイスが
たまらない・・・・・。』
エイモスのヴォーカル・アルバムで、ポップなA-1「Hula Love」
で始まります。例の独特なチョーキングがスティール・ギターのような
音を生み出し、トロピカルな雰囲気がします。続くA-2「Made In Japan」
はチャイナぽいイントロで始まる曲で、「日本で会った女性の夢を見た...」
という唄で、三味線や琴のようなフレーズも出てくるコミカルなメロディです。
(日本と中国を混同してないかな?)
彼の奏法はジェフ&マリア、ベター・デイズ、古くはハングリー・チャック
あたりから一貫しているもので、まさに「ワン&オンリー」でしょう。
ボズ・スキャッグスを太く低くしたような声で、語りの入ったバラード風の
「Everybody's Girl」など、全編で彼の唄とギターが楽しめます。B-3
「Rock And Roll Shoes」でのカントリー風のピッキングやインストの
「Stanley Street」なども聴きモノです。
ちなみに、本作はCD化されていないようですが、当時のLPには
シングル盤がオマケについており、内容はA面が「Amos's Guitar Style」
で、「Hula Love」のフレーズを演奏しながら説明してます。そしてB面は
LP収録の「Made In Japan」の日本語ヴァージョンで、キーボード担当の
佐藤博さんが詞を作ってるようです。