『心に染み入るブルース・ヴォイス。
長年のキャリアに裏打ちされたハートフルな本物のブルース。
さらに渋みを増したジョン・メイオール入魂の新作、待望のリリース。』
優等生ギタリスト、ココ・モントーヤが抜け、本作には
バディ・ウィッティントンが加わってます。またマーク&アーモンド
以降、消息不明だったトミー・アイアがハモンドをプレイ
してます。M&Aの時はフニャフニャしたエレクトリック・ピアノ
が多かったので、本作で初めてハモンド・プレイを聴いたのですが、
「Stone Cold Deal」では軽やかなプレイが聴けます。
メイオール校長も唄に渋味が加わり、逆にハーモニカ・プレイは
活き活きとしているように感じます。
ブルーズブレイカー結成当時のことを振り返ったタイトル曲では
「俺の心の中には失われた日々のブルーズが生き続けている...」
と唄われ、校長自らピアノを弾いてます。バディの軽くディストーション
のかかったギターと、トミー・アイアのブルージーなハモンドが
華を添えてます。
41作目、64歳...。