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 「HOUSE FULL」      1970

 『70年の8月4日から6日にかけて、
ロサンゼルスのトルバドールで行なわれたステージを収録したライヴ・アルバム。
リチャード・トンプソン在籍時のフェアポートの演奏を聴くことのできる貴重なアーカイヴ。』

 「FULL HOUSE」に「HOUSE FULL」、あぁ、まぎらわしい!

 トンプスンが在籍した最後のスタジオ・アルバム「FULL HOUSE」のあとの
アメリカ・ツアーでのライヴ・アルバムです。
バンドの歴史の中で最強メンバーでの記録がLP化されたのは77年でした。

 目玉はやはり「Sloth」で、「静かなギター」からだんだん盛り上がる中盤のテンションでしょう。
そしてサンディ・デニーの替わりにリチャードがヴォーカルをとる「Matty Groves」や、
インストのダンス・チューンなどではデイヴ・スウォーブリックがフィドル弾きまくり!
特にハイテンポの「Jenny's Chickens~The Mason's Apron」では、
このテンポにリチャードのギターもマタックスのドラムスもよくついてきてます。
スウォーブが他のメンバーを試しているかのようにも聴こえます。(笑)