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 「KATY LIED」     1975

 前作「PRETZEL LOGIC」ですでにバンドの形態を成していなかったダンは、
本作でもスタジオ・ミュージシャンを取り揃え制作しました。
永い付き合いとなるラリー・カールトンも本作から参加してます。

 A-1「Black Friday」のカッコいいリズム、
そしてファンキーなA-4「Daddy Don't Live In That New York City No More」、
ブルージーなリズムのB-3「Chain Lightning」などを聴くといまだに私にとっては
「とらえどころのないバンド」です。

 最初に聴いたダンのアルバムが「幻想の摩天楼」で、それ以降の流れには全く違和感を感じないのですが、
こうやって旧作を掘り下げると、彼らの「前科」から「幻想の摩天楼」につながらないのです。
惜しむらくは、オン・タイムで1stから聴いていたらなぁ、と思うことしきりです。
あの頃はブリティッシュ・ブルーズ・ロックにはまってたんだよなぁ。