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 「THE ARISTA YEARS」     1977-1990

 アリスタ時代の代表曲を集めた2CDです。
私にとっての「アリスタ・デッド」は「コマーシャル・デッド」という短絡的なイメージしかなく、
アルバム「GO TO HEAVEN」などはその最たる作品で、
ターンテーブルに乗る頻度も決して多くはなかったのでした。

 今回改めてアリスタ時代の音源を聴き、変拍子レゲェの「Estimated Prophet」や
ディスコ調の「Shake Down Street」のような時代に迎合したサウンドがあるかと思えば、
「Terrapin Station」のようにめまぐるしく変化する組曲もあるし、
まったく奥の深いバンドだと再認識させられた次第です。

 それにしてもDisc-2の最後の曲「Eyes Of The World」
(私の大好きなアルバム「WAKE OF THE FLOOD」に入ってます、アリスタ以前の作品です)での、
ブランフォード・マルサリスのサックス、見事!!です。溶け込んでます、16分も。