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 「NUDE VOICE」     2000

 『JVC移籍第1弾! 南佳孝、初のジャズ・スタンダード集。
COOLでJAZZYなヴォーカル・アルバム。』

 まさか、このような作品をリリースするとは思いもよらないフェイントでした。
子供の頃から好きだったジャズのスタンダードを唄ったアルバムです。
『ヴォーカリスト南佳孝』をかなり意識したそうです。
ご本人は「ルート66」がイチオシだそうです。
「スカイ・ブルー」のみオリジナルでJT(ジェイムズ・テイラーじゃないよ、日本たばこ産業だよ)
のCM曲です。

 カヴァーされてしまったのは「Night And Day」「Someone To Watch Over Me」
「Caravan」「Dream A Little Dream Of Me」「Route66」「My Funny Valentine」
「カーニバルの朝」、そしてマーヴィン・ゲイや
J.T.(日本たばこ産業じゃないよ、ジェイムズ・テイラーだよ)でお馴染みの
「How Sweet It Is」などどれも超有名なナンバーばかりです。

 子供の頃からジャズに親しんでいた南さんですが、もちろん唄い方にはあまりジャズを意識させず、
いつもの南節です。自薦の「ルート66」はホーン・アレンジがカッコよく軽快なナンバーです。
どの曲もソツなく仕上がってますが、やはりファンとしてはオリジナルをはやく聴きたいですね。

 「カーニバルの朝」「The Gift(Recado)」のデモ・ヴァージョンなんかは
ブラジリアンな香りがありけっこう好みです。