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 「FESTA DE VERAO」     1996

 『ブラジリアン・フェスタ、それは陽気な仲間と愉しむ素敵なパゴージ』

 ブラジリアン・テイストで構成されたミニ・アルバムで、
「モンロー・ウォーク」「I Love You」の2曲のセルフ・カヴァーを含みます。

 カーニヴァルを思い起こさせる陽気な「太陽のメロディ」(宮沢和史と共作)、
ボサノヴァ・クラシックの「TRISTEZA」などを聴くと、
以前から方向性としてブラジル志向を暗示させていた通りの展開です。
ただ、「モンロー・ウォーク」はアコースティック・ヴァージョンで、
オリジナルのような華やかさやキザっぽさはなく、もの哀しくさえ聴こえます。
オリジナルではあれほど切なかった「I Love You」も、爽やかなフルートのイントロに導かれて、
詩のニュアンスもまったく違って聴こえるから不思議・・・