W.C.ハンディ・アワードにて過去最高の4賞独占を果たしたデヴュー・アルバム
「BAD INFLUENCE」に続いてリリースされたセカンド・アルバムです。
小気味の良いストラトのハーフ・トーンによるカッティングとソロが堪能できる
マイナー・ブルーズ「Porch Light」で始まる本作ではブルーズ色に
ロック、ソウルのエッセンスをふんだんに加えた味付けとなってます。
この人は歌が上手くて、非常にエモーショナルな印象を与えるのですが、
ギターは意外とクールで、その両者のバランス加減が魅力です。
また、「I've Slipped Her Mind」のようなスロー・バラードでのギター・プレイと歌唱力は
同世代のブルーズメン(E.C.などのホワイト・ブルーズメンも含め)右に出る者はいないでしょう。