chimaさんのブログでPOCOの記事をお見かけしたので、
久々にライヴ・アルバム「DELIVERIN'」を引っ張り出して聴いてみました。
このLPは、30数年前にCSNYのルーツ探しでバッファローなどと一緒に買ったレコードです。
POCOは当時のカントリー・ロックの草分けで、このライヴ盤ではラスティ・ヤングのスティールと
ジム・メッシーナのテレキャスがカントリー・フレイヴァーを増幅させてます。
聴きモノはやっぱり、A-4の「Kind Woman」でしょう。
非常によくできた楽曲で、このまま、アラン・ジャクスンかジョージ・ストレィトあたりが唄っても
まったく違和感のない作りです。
後期のCDも数枚持ってますが、まったく別モノとして本作を評価せざるを得ません。
本作を最後にメッシーナが去り、ポール・コットンが加入します。
また、A-5とB-3にメドレーが収録されているのも面白いです。
まったくどこを切っても楽しげなカントリー・ロックでした。
見開きジャケの内側には縦にメンバーの集合写真が載ってますが、メッシーナが三角座りし、
その後ろに4人が立ってますが、みんな前を向いてるのに、
ティムだけがメッシーナを背後から見下ろし、歯を見せて微笑んでるのがちょっと異様に思えました。(当時少年だった私には)