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「東京物語」     1989

 L.A. & N.Y.レコーディングです。

 詩もすべて南さんという、待ち望んだアルバムです。

 オープニングの「東京物語(プロローグ)」のマリンバにいきなりハッとさせられ、
続く「行きずりの恋」では、アコースティック・ピアノがジャジーな雰囲気を出し、
途中でテンポが倍テンになり、またテンポが戻ったところで入ってくるトロンボーンが
たまりません...

 「海辺の家」では、ブラジルのロメロ・ルバンボがギターを弾き、
バンドネオンの音色も懐かしい物を感じさせます。忘れていたものに出会ったような。

 「親父」という詩も、誰もが抱いている、子供の頃、大きく見えた父の想い出を
さりげなく綴った詩で、オーケストレーションとバンドネオンが郷愁をさそいます。

 ということで

登場する動物:猫、カモメ
登場するお酒:強い酒

Favorite tune:Cheek Dance
Favorite lyrics:無口な夢、Boy meets a girl、Cheek Dance

 「東京物語」は私にとってもモスト・フェイヴァリット・アルバムであり、
「チーク・ダンス」がモスト・フェイヴァリット・ソングであることは
この先もずっと変わらないでしょう。