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 「I AM THE BLUES」      1969

 『シカゴ・ブルース界の首領、ウィリー・ディクソンが69年に自らの活動を総括した作品。
その曲の多くは、今なおブルース/ロックのスタンダードとしてプレイされ続けている。
オーティス・ラッシュ、マディ・ウォーターズの存在も彼なしには考えられない。日本初CD化。』

 ディクソンが他のブルーズマンの為に作った曲を69年に自ら初めてレコーディングしたもので、
おりしもブルーズ・ブームとなった当時のロック・シーンに
「I am the blues(俺がブルーズだ!)」と言わんばかりの出来です。

 マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、オーティス・ラッシュらのヴァージョンとは
また一味違うオリジナル・ライターの作品で改めてディクソンの偉大さを再認識させられる一枚でした。

 彼の人なつっこい顔の通り、ちょっぴりユーモラスな雰囲気の原作者ヴァージョンです。