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 「SHOWDOWN!」     1985

 『モダン・ブルーズ界のスター・ギタリストによるエキサイティングなプレイ!
クレイが師と仰ぐA・コリンズと競演した話題作。』

 日本ではロバート・クレイの作品として紹介されてるようですが、
実際はアルバート・コリンズの作品にジョニー・コープランドとロバート・クレイを迎えたものです。
大先輩のアルバート、ジョニーに交じって「She's Into Something」でのロバートのヴォーカルは、「若いのに味のあるヴォーカル」を聴かせてくれます。
このあたりから彼のソロ活動も快進撃が始まるのですが、文字通り「若手NO.1」でしょう。

 アルバートとジョニーの2トップにロバートが加わると言う形ですが、
それにしてもアルバート・コリンズのギター、あいかわらず鋭角的でカッコいいです。
ワン・パターンもここまでくると超個性的です。
「Black Cat Bone」でのジョニーのヴォーカルとそれにからむアルバートのギター、
どちらも暴力的で迫力モノです。これにはロバートは参加してないようです。
そして「The Dream」はスロー・マイナー・ブルーズで、ロバートの本領発揮です。
ホント歌うまいです。アルバートのギター・ソロも、彼特有のフレーズと、音も少なめで、
聴かせるマイナー・ブルーズでした。