『ジム・ジャームッシュ監督の最新作!全曲トム・ウェイツとキャサリン・ブレナンの書き下ろし。
エキセントリックなトム・ウェイツの世界が全編を包む。』
邦題は「ナイト・オン・ザ・プラネット」。
映画のほうは5つの都市のタクシーの中でくりひろげられる人間模様を描いたもので、
ウィノナ・ライダー等が出演してました。
トムのヴォーカルがフィーチャーされているのは、「Back In The Good Old World」、
アコーディオンのバックで唄う「On The Other Side Of The World」、
そして先の「Back In The Good Old World」をメジャー調のワルツにした美しい曲「Good Old World」の3曲です。
基本的には一つのテーマ、フレーズを場面によってヴォーカルをいれたり、ジャズ風にしたり、
管をいれたり、とアレンジされてます。
サントラというと、いろんなアーティストの曲を場面によって使い分ける、というのが多いですが、
トムの場合、コッポラの「ONE FROM THE HEART」もそうでしたが、映画一本分すべてまかされる、
というパターンのようです。
映画監督や制作側から信頼・信望されている証でしょう。