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 1991年

 『ジム・ジャームッシュ監督の最新作!全曲トム・ウェイツとキャサリン・ブレナンの書き下ろし。
エキセントリックなトム・ウェイツの世界が全編を包む。』

 邦題は「ナイト・オン・ザ・プラネット」。
映画のほうは5つの都市のタクシーの中でくりひろげられる人間模様を描いたもので、
ウィノナ・ライダー等が出演してました。

 トムのヴォーカルがフィーチャーされているのは、「Back In The Good Old World」、
アコーディオンのバックで唄う「On The Other Side Of The World」、
そして先の「Back In The Good Old World」をメジャー調のワルツにした美しい曲「Good Old World」の3曲です。

 基本的には一つのテーマ、フレーズを場面によってヴォーカルをいれたり、ジャズ風にしたり、
管をいれたり、とアレンジされてます。

 サントラというと、いろんなアーティストの曲を場面によって使い分ける、というのが多いですが、
トムの場合、コッポラの「ONE FROM THE HEART」もそうでしたが、映画一本分すべてまかされる、
というパターンのようです。
映画監督や制作側から信頼・信望されている証でしょう。