イメージ 1

 「GERRY MULLIGAN QUARTET」     1952-1953

 なぜピアノレスなのでしょうか?
私的にはピアノもしくはギターなどのように和音を構成できる楽器があるほうが安心して聴けるし、
時にはスリリングな展開も期待できると思うのですが...

 バリトン・サックスとトランペットというあまりにも音域の離れた2管に、
最初は抵抗がありましたが、ユニゾンなどの部分を聴くと少しは面白みを感じるようになりました。

 全体的にくつろいだ感じがするのはなぜでしょうか?
これはやはりピアノのコードによって「せかされる」という緊張感がないからでしょうか?
「Lullaby Of The Leaves」や「Tea For Two」でのアンサンブル・ワークはけっこう好きです。