アサイラムを離れ(というか契約更改できなかった?)アイランドへ移籍しての第一弾。
オリジナル・アルバムとしては80年の「HEARTATTACK AND VINE」以来で2年間の間に
なぜこのようにまで変化してしまったのか?
コッポラの「ONE FROM THE HEART」のサントラを担当したこと、
キャスリン・ブレナンと出会ったこと、他にも何かが影響してるのでしょう。
「Dedicated to my wife, Kathleen」とクレジットされたアルバムで
「Johnsburg,Illinois」は短い曲ですが愛妻キャスリーンに捧げられた美しい曲です。
様変わりしたトムのアルバムで、このようなきれいな曲に出会うとホッとします。
また「In The Neighborhood」も従来型の曲調(表現方法は違いますが)で、これも一安心!
マリンバやバグパイプ、ヘンなパーカッションなど、今まで使われたことのない楽器も使われ
、短編小説のような世界を構成してます。
とりあえずアサイラム時代とは「別人」ということで、アイランド時代を楽しみましょう。