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 「EDDIE BOYD AND HIS BAND」     1967

 「feat. PETER GREEN, JOHN MAYALL, JOHN McVIE, AYNSLEY DUNBAR & TONY McPHEE」となっており、
メイオールのブルーズブレイカーズが「A HARD ROAD」を発表した後に
バンド丸ごと参加したセッションということになります。

 エディ・ボイドという人は50年代のシカゴ・ブルーズ・シーンのピアニストで、
60年代以降はヨーロッパで活躍し、本作に続き68年には同じくP・グリーンの
フリートウッド・マックと「7936 SOUTH RHODES」を作ってます。

 当時、英国でさかんだった交流試合とでも言いましょうか。
ただし、ソロをとらせてもらってるのは全15曲のうち、ピーターが5曲、
メイオールがハーモニカで3曲で、ゲスト扱いではなく、
あくまでもバック・バンドという扱いでしょう。
それでも吸収すべきものはたくさんあったはずです。
メイオールとボイドだけの「Pinetop's Boogie Woogie」がゴキゲンです。
左チャンネルにメイオールのハーモニカ、右チャンネルにボイドのピアノと
はっきり分かれていて楽しいナンバーです。