クリント・ブラックという人は、どの写真を見ても口元が微笑んでいて、
ちょっとリチャード・ギア似の優しそうな人です。
89年にデビューし、アラン・ジャクソンやガース・ブルックス、ドワイト・ヨーカム等と
「新しいカントリー」というフィールドを築き上げた人です。
タイトル曲「No Time To Kill」はジェリー・ダグラスのドブロが印象的な曲で、
ケニー・ロギンスとティモシー・シュミットがコーラスで参加。
「A Good Run Of Bad Luck」~「State Of Mind」ではハーモニカも吹くクリントですが、
これがなかなか上手くて、人のアルバムにハーモニカだけで参加することもあります。
「A Bad Goodbye」ではワイノナとデュエットしてます。
オーケストレーションをバックに唄うこの曲、高めの声質のクリントと低めの声質のワイノナ、
かなり合ってます。