『御大ボブ・マーリィによって見出されたレゲエの新しい星!
クールにきまったさめた音。メラメラと燃え上がる冷たい炎。
英国で大ベスト・セラーを記録する噂のスティール・パルス待望の第1弾!!』
英国生まれのレゲエ・バンド(といっても白人ではない)のデビュー盤。
邦題は「平等の権利」
「レゲエをひっさげて、ロンドン・パンク・シーンに殴り込み...」
とかいうコピーを大昔に読んだことがあったような。
スティール・パルスに対する私の印象は「乾いた」「淡白な」「クールな」「知的な」
「洗練された」というイメージなのですが、レゲエに疎い私には、
英国レゲエとジャマイカン・レゲエの違いはわかりませんが、
彼らがジャマイカにおけるいろんな社会的状況や背景を体験せずに英国で生まれ育ってきた、
ということぐらいでしょうか。
彼らもまたバーミンガムの黒人労働者の集まる「HANDSWORTH」という地域で
生まれ育っているのですが...。
歌詞にこめられたメッセージ性みたいなものはわかりませんが、
適度にダンサブルで知的なサウンドです。
「フジ・ロック '05」にも出てましたね。まだやってたんですね。