ジョンの2作目のソロで、もちろんペンタングル以前ですが、
曲によってジャッキー・マクシーがヴォーカルで、バート・ヤンシュがギターで参加してます。
「1st」はブルーズをベースにした作品でしたが、
本作もその路線を走りながらあらゆるピッキングや奏法を試みるジョン。
まさに教則本のようなレコードです。
B-6「Nobody's Fault But Mine」でのボトルネックと
ジャッキーのヴォーカル(まだペンタングル時のような透明感はない)は今聴くとちょっと新鮮!?
アタックの強い粗削りなギターとクセのあるヴォーカルのバートに対し、
繊細なギターワークのジョン、このコンビネーションがやがてペンタングルで花を咲かすと同時に
火花を散らすことになります。