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 「SINGING/PLAYING」     1974

 『クルセイダーズのギタリスト、またオールオーヴァーなセッション・ミュージシャンとして
超一流の力量を誇るラリー・カールトン魅力のソロ・アルバム!!』

 私のLPは「SINGING/PLAYING」となってますが、
CDなどでは「PLAYING/SINGING」となってるものもあるようです。

 なぜこのように大々的に自身のヴォーカルをフィーチャーしたのでしょうか?
ライヴで再現できるわけでもなし、オリジナル作品を書き溜めてたわけでもなし...。
と当時思ってましたが、今聴いてもやはり今ひとつとらえどころのないアルバムです。
そう思って聴くと歌物でのギター・ソロもなんか覇気がないという印象です。

 スタジオ・ミュージシャンという呪縛から解き放たれたいがために、
指向錯誤の結果、できてしまったポップ・ロック・アルバムという感じです。
インストのA-4「With Respect To Coltrane」もヴェンチャーズ風に聞こえてしまうから不思議...。

 上の写真をみてもらえればわかりますが、タイトルによって顔の表情も違うのが意味深です。