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 「SMALL CHANGE」     1976

 「トム・ウェイツ待望のニュー・アルバムは、来日記念盤!!
トムは夢、トムは心・・・。トムがあなたにささやく時、彼の言葉はもう歌。
ブルース、ジャズなどコンテンポラリーな影ある男の魅力がいっぱい!
これがトムの子守歌なのか・・・!?」

 だいぶ声がしわがれてきました。
バックはシェリー・マン、ルー・タバキン、ジム・ハガートと一流のジャズメンを迎えてます。
A-1「Tom Traubert's Blues」はストリングスをバックにし「Waltzing Matilda」を挿入した
美しい歌で、なおさらトムの声が活きます。
A-5「The Piano Has Been Drinking」はまるでトムまで酔ってるように聞こえます。
(ライヴではもっと酔っ払いっぽい!)

 しかし、ピアノの伴奏で歌う歌や、ストリングスの入った曲など、どれも美しい旋律をもつもので、
トムのあの声も活きるし、逆にトムの声によってメロディの美しさも強調されるという
相乗効果を産み出してます。