2枚組LPで、A・B面は日野皓正、スティーヴ・レイシーなどを加えたセクステット編成、
C・D面はマルのソロです。
日野さんの入ったセットが好きで特にA-1「Minoat」は繰り返し聴いてます。
スローなナンバーで哀愁を帯びたコルネットがたまりません。
ハイノートでバリバリ吹いてるのもありますが、アート・ファーマーや
チェット・ベイカーにも通じるようなリリカルなプレイも捨てがたいです。
一方、マルのソロはといえば、C-2「Thoughtful」、C-3「Lonely」、D-1「Soul Eyes」、
D-2「I Thought About You」のような暗いほど美しいメロディがマルの魂を表現しているかのようです。