1978年の「OTHER PEOPLE'S ROOM」で「AOR」のレッテルを貼られてしまった
マーク&アーモンド...しかたありません。
その頃は「1st」「供廖RISING」「73」「TO THE HEART」といった過去の作品は
その後も当分CD化されず、「OTHER PEOPLE'S ROOM」だけで判断されてしまったのでしょう。
本作「供廚癸横娃娃映に初CD化されたくらいですから。(アナログもそんなに売れてなかったし)
さて、アナログ・ジャケットを改めて見てみますと、
普通は右側からレコードを取り出すようになってますが、本作は上部が開口部となっており、
さらにそこにフラップ(ふた)が付いており、そのフラップ部分に赤文字の型押しで
「Mark-Almond 供廚判颪れた洒落たジャケです。
A面は「The Sausalito Bay Suite」という組曲で、
B面も「Journey Through New England」という組曲形式になってます。
そのA-1に針を落とすと、アコギとエレピの伴奏でソフトなヴォーカルが始まり、
ドラムとエレピに続いてジョニー・アーモンドのサックスになだれこむという、
誰もが予測できない展開です。これはまさにジャズだ!!と思ったものです。
ミンガス・バンドでプレイしてたダニー・リッチモンド、
この人はバート・ヤンシュのソロなんかでも叩いており、
この人のドラムがかなりのインパクトを与えてくれます。
全体的にエレピが使われてますが、A-1の第3楽章「Solitude」の後半では
アコースティック・ピアノが使われており、ジョニーのサックスとからむところは鳥肌モノです。
CD屋さんに行くと、もうひとりの「MARC ALMOND」なる人のCDと混じってることがあります。