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 「EXPRESSO 供廖    1978

 なんとなく「70年代クロスオーヴァー」の書庫にいれちゃいました。

 テンペストのアラン・ホルズワースつながりで購入したLP。
GONG自体は前後の作品を聴いてないので流れがつかめませんが、
ギターにはアランとミック・テイラー、ボン・ロザーガが参加してます。
 
 アランといえば、テンペストを脱退し、CTIから「ベルベット・ダークネス」をリリースした
直後あたりでしょうか。
79年にはジャズ・ピアニストのゴードン・ベックとデュオ・アルバムを制作してますので、
ロックからジャズへの過渡期とも言えるかもしれません。
 
 もうひとりのミック・テイラー、なぜかブルーズブレィカーズ時代から変わらないというか
「ブルーズ・ロック一筋」のフレーズで終始してます。
A-1「Heavy Tune」という楽曲には合ってるかもしれませんが、
バンド・サウンドには明らかにミスマッチのような気がしてならないのですが.....

 A-3「Sleepy」ではヴァイブにからむアランのギターとダリル・ウェイのヴァイオリンが
うまくハマってると思います。アランもバリバリ弾きまくるというシチュエィションではなく、
あくまでもバンド・サウンドに溶け込んだギターです。
「バリバリ」という点ではA-1のミックのほうが場違いフレーズをバリバリ弾いてます。

 当時としてはヴァイブやマリンバがメインの新鮮なサウンドでした。