20歳のデヴュー・アルバム。
全作品アコギとヴォーカルのみという珍しい構成です。
(「弾き語り」といいながら、ピアノが加わったり、バンド編成の曲が1曲くらいは含まれてるのが普通ですが)
ディヴィ・グレアムの「Angie」以外はすべてオリジナルで、
トラッドの香りはまだ無く、ギターのアタックもまだそれほど強くありません。
(自分のギターを盗まれて、借り物のギターでレコーディングしたという話しを読んだことがありますが、
人のギターだから遠慮してそっと弾いてるのでしょうか)
A-1「Strolling Down The Highway」のブルース・スタイルの弾き語りや、
ディヴィ・グレアムの「Angie」さえもブルース・タッチでサラッと弾いてしまうところが、
この20歳のフォーク・シンガーの魅力でしょう。