91年に発表されたデヴュー前のデモ音源です。
トムの知らないうちにマネージャーがリリースしたという「不本意な」作品だそうです。
22歳のトムのピアノ、ギター弾き語りが中心で、本作と「同VOL.2」から、
「CLOSING TIME」「THE HEART OF SATURDAY NIGHT」で数曲リメイクされてます。
まだ声もつぶれてなく、初々しいフォーク・シンガーという感じです。
もちろんまだジャズを感じさせる部分はまったくありません。
デヴュー作のヴァージョンと比べると「Ice Cream Man」のように
メロディ・ラインが違うものと、「Virginia Avenue」「Midnight Lullaby」のような
完成されたものが混在してるのが興味深いです。