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 TOM WAITS     1971

 91年に発表されたデヴュー前のデモ音源です。
トムの知らないうちにマネージャーがリリースしたという「不本意な」作品だそうです。

 22歳のトムのピアノ、ギター弾き語りが中心で、本作と「同VOL.2」から、
「CLOSING TIME」「THE HEART OF SATURDAY NIGHT」で数曲リメイクされてます。
まだ声もつぶれてなく、初々しいフォーク・シンガーという感じです。
もちろんまだジャズを感じさせる部分はまったくありません。

 デヴュー作のヴァージョンと比べると「Ice Cream Man」のように
メロディ・ラインが違うものと、「Virginia Avenue」「Midnight Lullaby」のような
完成されたものが混在してるのが興味深いです。