前作「TATTOO」をリリースしたあと、ポリドールからクリサリスへ移籍。ジャケ写真はトレードマークのはげはげストラトの大写し。(何か、病原菌の写真を見てるよう)
従来のようなブルーズ臭さがなく、メロディアスで憶えやすいメロディのストレートなロック・サウンドばかりで、正直、私には物足りませんでした。
「SOUPED-UP FORD」「ALL AROUND MAN」のようなポリドール時代を彷彿とさせるナンバーもあるにはあるのですが...
タイトルの「AGAINST THE GRAIN」は「自分の好みに反して」という意味があるそうで、ちょっと複雑な気分です。ちょっとフラストレーションの残るアルバムでした。ロリー自身もきっと...?クリサリスへ移ったことでセールス面のプレッシャーがかかってるんでしょうか?ロリー自身がプロデュースしてるんですがねえ。