イメージ 1

 RORY GALLAGHER     1974

 前回のライヴ作「LIVE IN EUROPE」はトリオ編成なのに対し、「BLUEPRINT」「TATTOO」を経て万全の体制で臨んだ本作です。
 ロリーの場合、スタジオ盤もかなりのハイ・テンションなんですが、ライヴでは血管が切れそうなくらいのスーパー・ハイ・テンションなのです。75年の渋公のステージでは、ステージ上でつまづき、仰向けに転倒しながらもギターをかき鳴らしてたくらいですから。
 彼の手を抜かない、そして仕掛けやハッタリの無いステージで、全身でメッセージを表現する姿に感涙したものです。
 盛り上がるのは「A Million Miles Away」と、続く「Walk On Hot Coals」でしょうか。前者は曲自体が段々と盛り上がって行く、そして後者は最初から最後まで会場もまきこんで盛り上がってるようです。とにかく手を抜かない男です。