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V.A.  2001

 ビートルズの中では「WHITE ALBUM」が一番好きです。
ヴァラエティ豊かというか、言い換えれば、散漫で寄せ集め的なところと、
ジョージとリンゴのアーティストとしての成長に伴い、4人の個性が強く出ているところがいいですね。

 その「WHITE ALBUM」をブルーズマンがカヴァーしたのがこの「THE BLUES WHITE ALBUM」です。
もともと「WHITE ALBUM」の中には、ブルーズにアレンジしやすい曲も何曲かあるんですが、
それ以上にブルーズに似つかわしくない曲のカヴァーが興味深かったのですが、
「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」や「ドント・パス・ミー・バイ」等はそれなりのアレンジにしかなってなくて、
ちょっとガッカリでした。
 
 スロー・ブルーズにアレンジされた「ホワイル・マイ・ギター...」、
ジョー・ルイス・ウォーカーのヴォーカル、ギター、痺れまくりです。
「アイム・ソー・タイアド」では若手クリス・デュアーテが原曲をうまくアレンジして歌ってます。

 圧巻はラッキー・ピーターソンが歌う「ヤー・ブルーズ」でしょうか。
素材的にはうってつけの曲ですが、本家ブルーズマンが歌うとほんと、サマになってます。


 「THE BLUES WHITE ALBUM」

   WHY DON'T WE DO IT IN THE ROAD? / JIMMY THACKERY & THE DRIVERS
   YER BLUES / LUCKY PETERSON
   HAPPINESS IS A WARM GUN / ANDERS OSBORNE
   REVOLUTION / KENNY NEAL, LUCKY PETERSON & TAB BENOIT
   OB-LA-DI, OB-LA-DA / MARIA MULDAUR
   WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS / JOE LOUIS WALKER
   DON'T PASS ME BY / T-BONE WOLK
   I'M SO TIRED / CHRIS DUARTE
   BLACKBIRD / COLIN LINDEN
   DEAR PRUDENCE / CHARLIE MUSSELWHITE & COLIN LINDEN