ライヴ3曲、スタジオ3曲の構成。
オリジナル・メンバーのトミー・アイアが抜けてるようです。
A-1の「GET YOURSELF TOGETHER」は前作の「RIDING FREE」のような黒っぽい感じです。
ワウ・ギターがそれっぽい雰囲気を出してます。
A-3の「THE NEIGHBORHOOD MAN」もワウ・ギターといい、ブラスといい、
パーカッションといい、黒い!!
当時の彼らのステージでは黒っぽいものをやってたのでしょう。
ライヴではホーンを1本、ギターを1本、パーカッションを1台増やしてるようです。
B面のスタジオ・サイド、1曲目は「LONELY GIRL」この曲もステージの定番のようです。
81年のライヴ・アルバムにはエレクトリック・ヴァージョンで演奏されてました。
2曲目の「CLOWNS」のサーカスの音と重なって
ニッキー・ホプキンスのピアノのイントロで始まる「HOME TO YOU」、
ピアノの伴奏だけで唄い、しばらくするとジョニーのサックス・ソロが...
これがまた泣かせます。唄物での彼のホーンはD.サンボーン同様、「泣き節」の味があります。
しかし、ダニー・リッチモンドというドラマーは器用な人です。
元々、ジャズ畑の人で、ミンガス・バンドで叩いてましたが、このマーク・アーモンドや
ブリティッシュ・トラッドのバート・ヤンシュのバンドでも叩いたりしてます。