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 古井戸    1974

 前作「ぽえじー」あたりから徐々に「四畳半」からの脱却をはかる古井戸、
本作では後の名盤「酔醒」の足掛かりとなる「セントルイス・ブルース」などが聴けます。
ここでのCHABOのアコギはオクターヴ奏法なども使いますます磨きがかかります。

 ブルージーな「セントルイス・ブルース」をはじめ、アップ・テンポの「早く帰りたい」、
名曲「love song」、CHABOのヴォーカルの「きまぐれラプソディ」、
そして加奈崎がポジティヴな部分を、CHABOがネガティヴな部分を歌い分ける「四季の詩」と、
一気に聴きとおせる構成です。