3rdアルバム。
アコースティック・サウンドをベースにエレクトリック・ギターを使ったり、
曲によってはオーケストレーションを配したりした作品。
他人との共作が増えたようです。
「落ち葉の上を」（佐藤寿美）「つらい恋です」（門谷憲二）「ラビンスプンフル」（ジョン山崎）
「コーヒーサイフォン」（清志郎）「あの娘が結婚してしまう」（清志郎）など。
自分たちの一人暮しのわびしさにこだわっていた1stに比べると、
他人に詩を書かせたり、かなり、歌の題材が自由になってるようです。
但し、二人の共作はなし、二人で歌ってる歌も「ラビンスプンフル」の間奏のスキャット部分、
「コーヒーサイフォン」の一部のみで、殆どチャボと加奈崎それぞれのソロ・パフォーマンス集といったほうがいいでしょう。
「讃美歌」はライヴでは必ずチャボが泣きますが、スタジオ録音でも泣いてます。
それが「ウリ」だったのでしょう。
「東京脱出」を聴くと、Ｃ，Ｓ＆Ｎの「WOODEN SHIPS」を連想します。
またまた全曲楽譜付きでした。