朝、日の出と共に、東の窓辺のサマースノーの葉影がリビングの窓に映り、その影が更にリビングの壁を揺らします。
午後になると、西の方から日が入り・・・
西の窓辺の風にそよぐ『藤の葉影』が再び窓に映り、大変美しい・・・。今はもう、分かち合う人が居ないので、とても寂しいけれど・・・まるで別荘の様な美しさに、20年間二人が、いつも共感出来ていたこと、なんと素晴らしい人生を送って居たのだろう・・・と思う。
お互いに人間としての関心が相互に向かうと、すぐに衝突してガッカリな毎日でもありましたが、私達の周りの景色や物、色、形、自然の景観等の審美眼?美意識は、感性がよく似ていたので、よくお出かけもしました。
『関心が外に向かう旅行』は、どこに誰と行っても夫と一緒に行く以上に楽しんだり感動したりする事はありませんでした。本当に感性が、よく似ていましたから、旅行やお出掛けがとても楽しかったのです。夫もとても楽しんでいました。
ただ、旅先でも関心が互いに向かうと大変でした・・・。残念ながら、私達には互いの心に寄り添う事は、ほぼ不可能だったのだと思います。
おそらく、磁石で言えば同じN極同士だったのだと思います。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
午前中は、古彩庵で別稽古。今日も茶通箱をさせて頂きました。先輩方(皆様私より年下ではありますが💦)は、『仕組みだて』や『大天目』『盆天』をなさってました。
ドレもコレも、普段は目にする事のないお稽古です。見せて頂けるだけでも幸せな事です。
